現代社会教育鐵道唱歌関西・紀勢本篇

関西本篇1〜14番(名古屋→河原田)

音符割り歌詞及び関連駅名
多梅稚の旋律で
関西本篇
きーしゃをたよりに/おもいたつ
みーなみきんきの/わいどびゅー
なごやしはつのー/かんさいの
ほんせんたびのー/はじめにて
汽車をたよりに思い立つ…名古屋
南近畿のワイドビュー
名古屋始発の関西の
本線旅の始めにて
まずのるものワー/にりょオのみ
かめやまゆきのー/かくていで
なごやのえきをー/みかえれば
かーすむかんばん/まつざかや
まず乗るものは二両のみ
亀山行の各停で
名古屋の駅を見返れば
霞む看板松坂屋
ほんせんなごやー/きかんくの
むこオワきんてつ/こめのしゃこ
ふくせんでんかー/したものの
まだまだみおとり/いなめない
本線名古屋機関区の
向こうは近鉄米野車庫
複線電化したものの
まだまだ見劣り否めない
はったをでればー/しょオないの
かわよりさきにワ/しざかいに
まえだとしいえー/うまれたと
かくしょオないけど/このあたり
八田を出れば庄内の…八田
川より先には市境に
前田利家生まれたと…春田
確証ないけどこのあたり
しがいワだんだん/とぎれきて
いちめんすいでん/みわたせる
よオすいおおいー/このあたり
かいばつぜろせん/ていしっち
市街は段々途切れ来て…蟹江
一面水田見渡せる
用水多いこのあたり…永和
海抜0線低湿地…白鳥(信)
きんぎょのよオしょく/にほんいち
もひとつそのざワ/ゆうめいな
ちじょオにあってー/わがくにで
もっともひくいー/やとみえき
金魚の養殖日本一
もひとつその座は有名な
地上にあって我が国で
最も低い弥富駅…弥富
まーずワきそがわ/いまわたり
みえけんわじゅうの/ながしまに
つづいてながらー/いびがわと
あかないしゃそオが/うらめしい
まずは木曽川今渡り
三重県輪中の長島に…長島
続いて長良揖斐川と
開かない車窓が恨めしい
くわなワしぐれで/ちゃちゃづけに
やきはまぐーりを/しんていし
とのさまたいそオ/よろこんだ
むかしのみちワー/とせんばも
桑名は時雨で茶々漬に…桑名
焼蛤を進呈し
殿様たいそう喜んだ
昔の道は渡船場も
かもつがほんせん/はいるため
よオろオせーんが/おなじき(かん)
きんてつなごやワ/ひょオじゅんき
ほくせいせんワー/なおせまい
貨物が本線入るため
養老線が同じ軌間
近鉄名古屋は標準軌
北勢線はなお狭い
10 もーしもふゆばで/かん(とオ)より
おおがきや(こオ)から/のりかえて
しはつーでんしゃで/あさひにて
ひのでがみられりゃ/てきじだか
もしも冬場で関東より…朝明(信)
大垣夜行から乗り換えて
始発電車で朝日にて…朝日
日の出が見られりゃ適時打か
11 とみだのえきしゃワ/げいせんを
かたどるゆらいを/つたえてる
さんきーてつ(どオ)も/あるけれど
いーまワここにワ/かもつだけ
富田の駅舎は鯨船を…富田
かたどる由来を伝えてる
三岐鉄道もあるけれど
今はここには貨物だけ
12 せんろにそってー/ふえてゆく
こオばのけむりワ/よっかいち
よんだい(こオ)がいに/つらねたが
これにとりくむも/くにのし(めい)
線路に沿ってふえてゆく…富田浜
工場の煙は四日市
四大公害に連ねたが
これに取り組むも国の使命
13 しょオらいちゅうぶー/くうこオが
できればここから/ふねがでる
ゆのやまおんせん/だきこんで
がっけんとしのー/こオそオも
将来中部空港が…四日市
できればここから船が出る
湯の山温泉抱き込んで
学研都市の構想も
14 せんろのりょオがわ/またこオば
ひきこみせーんも/あいついで
せきゆかがくのー/ふやじょオを
ぬければいちめん/でんえんか
線路の両側また工場…南四日市
引き込み線も相次いで
石油化学の不夜城を
抜ければ一面田園か

15〜 伊勢鉄道篇へ